ジャネルは日本にいる友人に会い、宮城学院でのホームカミングデーに参加するため、最後にもう一度だけ日本に行くことを決めていたが、その際ポーラとマリナも一緒に来ないかと提案してきた、廣井氏に直接インタビューし、コレクションの作品個々にまつわる話も聴くことができるから、と。数か月 資金調達に奔走し、キックスターターでのキャンペーンを成功させたポーラとマリナは、ミシガン大学日本研究センターの協力とキックスターター寄付者からの支援で2014年5月に1週間、ジャネルと共に日本の東北地方を訪れた。廣井氏の自宅がある秋保(あきう)工芸の里を訪ね、その熟練の業を目の当たりにした。2014年8月、ジャネルはフロリダ州デルレイ・ビーチへ向かい、モリカミ博物館・日本庭園へ足を運ぶ。コレクションの寄贈を受け入れてくれた博物館だった。
廣井先生のお宅と工房の写真です。それぞれの独楽のデザインを、基になった伝説や歴史の話を交えて説明し、独楽を回して見せてくれました。