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Paula lives in the vortex of academic life. She studies medieval Japanese history.

ハトの押棒

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タイトル:

ハトの押棒 (hato no oshibō)
dove push stick toy

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こちらの作品も子どもの玩具である。棒の先に二羽のハトが付いており押すと転がるようになっている。

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[ビデオ/説明なし]

 

とらの転がし (tiger rolling toy)

053Title:

とらの転がし (tora no korogashi)
tiger rolling toy

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This piece is a children’s toy in the shape of a tiger. It is meant to be rolled around on the floor. Hiroi-sensei designed and created it during the zodiac year of the tiger.

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Hiroi Michiaki: And this is a tiger rolling toy.

Mrs. Hiroi: Yeah.

Hiroi: This is a tiger, and I definitely made this the year of the tiger.

Mrs. Hiroi: Yeah, you made it [then].

Janell Landis: I was [born in] the year of the tiger.

Mrs. Hiroi: You’re the year of the tiger? Ahhh.

Hiroi: Yeah. Heh heh heh. And you roll it like this, and it rolls this way. The tiger moves like this.

 

とらの転がし

053

タイトル:

とらの転がし (tora no korogashi)
tiger rolling toy

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とらの形をした子どもの玩具である。床の上で引っ張って遊ぶおもちゃである。廣井先生は寅年にこの独楽を作った。

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廣井道顕:で、あ、これは虎の転がしだね。

廣井夫人:うん。

廣井:これ虎で、これねやっぱり寅年のとき作ったのね。

廣井夫人:うん、作ったの。

ジャネル・ランディス:私は寅年。

廣井夫人:寅年?あぁ・・・

廣井:ね。へへへ。でこう転がすっつって、こう転がすんですよ。虎がこう、こういう感じで、動くのね。

 

平伏 (prostration)

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Title:

平伏 (heifuku)
prostration

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This top depicts a popular doll figure in Japanese and Chinese culture, Fukusuke. Fukusuke figures in Japan go back to around the nineteenth century (Edo period), where they were often enshrined at brothels and tea houses as bringers of good luck. Their use has since widened. Fukusuke figures are typically shown to be sitting in traditional seiza position while prostrating themselves. Hiroi-sensei has made this figure so that the head and katana disconnect from the torso to form two tops.

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Hiroi Michiaki: And this is “prostration.” This is Fukusuke [a bringer of good luck]. Fukusuke goes like this and is prostrating himself. And he takes this, this is a katana. You take the head, the head becomes a top, and you take the torso like this–

Mrs Hiroi: Yeah. You put all of it together.

Hiroi: It becomes two tops and you spin them.

平伏

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タイトル:

平伏 (heifuku)
prostration

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日本・中国文化において人気のある人形、福助を表現した独楽である。日本での福助の歴史は十九世紀(江戸時代)頃にさかのぼる。当時は遊女屋や茶屋で幸運をもたらすシンボルとしてよく祭られていた。以来広く使われるようになる。典型的な福助は平伏しているときに正座をしている。廣井先生は福助の頭と刀を胴体から取り外し可能にすることで二つの独楽になるように作った。

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廣井道顕:でええと、こいつは平伏か。これふくふく福助。福助がへへえと、こうやって、平伏しているところなんだね。でこれ取っ、これ刀ね。これ頭取って、頭も独楽になるし、この胴体もこうやって取る

廣井夫人:そう。全部さしてる。

廣井:独楽が二個になって回る。

 

火鉢セット (hibachi set)

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Title:

火鉢セット (hibachi setto)
hibachi set

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For this piece, Hiroi-sensei has created wooden parts of a miniature hibachi set. Hibachi are heating devices used for cooking. They come in either cylindrical or square shapes and typically use charcoal as their source of heating. Hiroi-sensei has included a kettle, small dishes, and a container with real charcoal inside.

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Hiroi Michiaki: And this, this is a hibachi set. In the set there’s a kettle. And I think there’s charcoal in here. Charcoal.

Mrs. Hiroi: Yeah. There’s charcoal in it.

Hiroi: And here there’s a tea cup. What is this? I think it’s a pitcher.

Mrs. Hiroi: Yeah.

Hiroi: If there’s no more water, you put it in from here. And in the old days, green tea was like a luxury, and you would usually only drink hot water. You would only drink green tea on special occasions.

 

 

火鉢セット

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タイトル:

火鉢セット (hibachi setto)
hibachi set

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この作品では、廣井先生が木製でミニチュアの火鉢セットを制作した。火鉢は調理のためにも使われた暖房器具である。円柱や四角い形をしており、通常は加熱するために炭を使用する。廣井先生は薬缶、小皿、本物の炭を中に入れた炭入れをこの火鉢セットで作った。

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廣井道顕:で、これは、これは火鉢セットでね。あの火鉢で、こう薬缶が入っていて。で、ここに炭が入ってるのか。炭。

廣井夫人:うん。炭入るのね。

廣井:で、ここに湯呑があって。これ何だ、水差しかな。

廣井夫人:うん。

廣井:これ水がなくなったら、こっからスッと入れたりして。で昔はあの、お茶はうんと贅沢みたいで、お湯飲んでたんだそうですね。普通にはね。お茶は特別の時しか飲めなかった、みたい。

 

 

フェミニスト、ジャネル・ランディス

ジャネルがフェミニストとして成長する過程や、生徒たちにジャネル自身の意見を共有したいという強い思い、そして日本に住む未婚のアメリカ人女性という立場について語っている。

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マリナ・スーティ:宮城で教師として働いていたとき、あなたは―、ただ授業を持つ以外に特別な仕事はありましたか?授業はどんな感じでしたか?

ジャネル・ランディス:そうねぇ。授業は、まぁさっき言ったけれど、時には女子中学生に教えることもあったの。15人くらいの子たちが一つの部屋に集まって、日本人の先生がやっていたような英語の勉強をしていたの。私は週2回教えていて、他の先生は毎日。だから私は日本人教師の補助みたいなものだったし、高校の授業でも同じだった。大学では、1、2年生の選択科目を教える機会が与えられたの。だから女性が向き合わなければならない問題について専念して教えようと考えたわ。私がフェミニストとして開花した時期だった。学生の中にも何人かフェミニストとして成長した子がいて。中でも1人、東京でアジアの国から出稼ぎに来ている労働者への教育を支援するような素晴らしい活動をするようになった子がいたわ。

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マリナ:先ほどフェミニストとして成長したことや女性が向き合う問題について触れましたね。戦後の日本においてご自身が女性として経験したことを教えてもらえますか?

ジャネル:いいわよ。そう、あれは、ニュージャージー州から来た人たちとニューヨークのゴッド・ボックス※を何て呼ぶかってことについて話していたときだったわ。主だった宗派の教会があるリバーサイド地域へ向かったときね。 車を待っている間に私は薬屋さんに寄って、初出版の『Ms.』という雑誌を買ったのだけど、それが私の人生を変えたの。当時は分からなかったけど…質問はなんだったかしら?

マリナ:あのう…

ジャネル:話戻しましょうね。

マリナ:えっと、女性として日本で生活することについて。

ジャネル:あぁ、日本で暮らす女性。そうね。アメリカに戻ったときにした会話があったからだったわね。選択科目のいくつかで、他の国では女性がどんなことをしているのかとか色々と教える機会に恵まれたの。それで、私自身の考えも広がったわ。でも、ある日本人の女性教師から、私が男性を卑下しているって反発があったの。私が、まぁ、反男性主義者みたいな。本当に傷ついたわ。そんなこと考えたこともなかったのよ、私が、そんな、一緒に頑張って働いている男性たちを見下すようなことをしようだなんて。その時に、あまり、きついフェミニストにならないように気を付けないと、って思った。

でもそうね、さっき言ったけど、独身女性として。私は私自身でいることができたし、誰かの奥さんっていうのとはちょっと違った扱いをされたわね。きっと誰かの奥さんだったら独身の私が得られなかった経験があったんでしょうね。でもその違いを嫉ましく思ったことはなかった。人はそれぞれの道が用意されてて、自分自身の道を歩まないといけないんだもの。他の人の道を真似して歩んだりできないんだから。でも、まぁ。私は絶対に…まぁ、絶対になんて言えないのよね。戦後の日本で女性として生きることは時に困難なことだったかもしれないわ。でも、アメリカ人女性として、独身女性として。私は日本人の女友達よりも自由だったわね。私はいつも– まだ世の中が積極的に進歩しているとは言えなかった最初の数年間、誰も私を結婚式に招待しなかった。でも歳月が過ぎれば、アメリカ人の先生がいることがすごく特別なことみたいな扱いになった。結婚式やらパーティーにたくさん呼ばれるようになった。でも、結婚式自体に行くことは滅多になかった。ほとんどが神道の寺社で執り行われたけど、結婚式のパーティーは大きなホテルとか式場でやってたから。大枚をはたいて披露宴をして、みんなにプレゼントを配ったりしてた。でも私は、何年経っても、呼ばれる側の人間だった。

※ゴッド・ボックス: ニューヨーク州、マンハッタンのリバーサイド通りにある19階建てのオフィスビルで、アメリカにある主だった教会や宗教関連の非営利団体がオフィスを置いているため通称ゴッド・ボックスと呼ばれている

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ジャネルのようなアメリカの女性たちに大きな影響を与えたMs.誌の誕生についてはこちらのNew York Magazineに載るオーラルヒストリーの特集をご覧ください。

以上の写真はジャネル・ランディス(右)と宮城学院女子大学英文学部の事務員です。

熊坂長範 (Kumasaka Chōhan)

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Title:

熊坂長範 (kumasaka chōhan)
Kumasaka Chōhan

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This top depicts Kumasaka Chōhan, a legendary Heian period (794-1185) figure known as the original Japanese burglar. Kamasaka Chōhan first appeared in literary and performance works of the late Muromachi period (1336-1573). Most notably, he appears as an antagonist in the fifteenth-century Japanese war tale Gikeiki (義経記), where his band of thieves encounter the hero Minamoto Yoshitsune and the two battle.

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Hiroi Michiaki: This is Kumasaka Chōhan, the original Japanese burglar. Heh heh heh. He’s the first person to burgle.