
タイトル:
ナンキンさん (nankinsan)
Nanking-san
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辮髪をした中国人、ナンキンさんがテーマの独楽である。辮髪は元々満州の男性がしていた髪型だが、17世紀 清代の漢民族のイメージを示す髪型となった。外来の文化であるにも関わらず、辮髪のイメージは西洋において典型的な中国人のイメージとして見られるようになった。廣井先生は固定概念とも言えるこのイメージを使い、独楽の軸を辮髪の編んだ髪に見立てて回せるようにした。
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廣井道顕:ううんと、これが何だ、やっぱりナンキンさんか。ナンキンさんってこれは・・・昔の日本はあのう、中国をすごく尊敬してて、だから中国人を、ナンキンさんとかって呼んで。___ある※、みたいな部分で。その、これあの辮髪ってあの中国、昔中国の人髪の毛長く伸ばしてた。それをこう持ちあげて頭のてっぺんにつけて、独楽の芯にして回してる独楽。
(※___の部分は不明瞭で聞き取れず、文字に起こすことができませんでした。)