
タイトル:
後ろの正面 (ushiro no shōmen)
Behind You (Kagome Kagome)
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後ろの正面という遊びがテーマの独楽である。後ろの正面はかごめかごめ(籠の中の鳥)の歌でも知られている。日本で大衆的な子供の遊び歌で、一人が鬼になり、手か布で目隠しをしてしゃがむ。他の者は人間の子供という設定で、お互いの手を取って輪になり鬼の周りを回りながら歌を歌う。
かごめかごめ
かごの中の鳥は いついつ出会う
夜明けの晩に
鶴と亀がすべった
後ろの正面だあれ?
歌が終わった時、鬼は自分の真後ろに誰が立っているのか当てなければならない。鬼は本来、中心に一人だけなのだが、廣井先生は周りの子供たちを鬼に変え、中心の鬼を子鬼に囲まれている大きな親鬼にした。中心の親鬼の上にある独楽を回すと、下にある鬼が動き、回るようにできている。
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廣井道顕:でこれが、あぁ、後ろの正面って言われた、あの『後ろの正面だあれ』ってあの、子供達が―
廣井夫人:子供遊ぶのね。
廣井:遊ぶ、昔の遊び方なんですけど。それを鬼に作って、鬼の子供が遊んでるんですね。で親の鬼が目隠しして、で、これ回すとこの鬼が回をりグルグルこう、回りながら回る。でなんか歌を歌いながらこうやって、こうお姉さんがこう、後ろの正面だあれってピタッと止まって「何とかちゃん」ってこう当てて「当たった!はずれた」って言って遊ぶ。子供の遊びですね。それを鬼、だからこれを普通の子供でなくて鬼にして、鬼の子供にして。