
タイトル:
ろくろ首 (rokurokubi)
rokurokubi (a type of demon)
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ろくろ首がテーマの独楽。ろくろ首は日本の伝承などに登場する妖怪の一種である。大衆的であるこのモチーフは、人間のように見えるが、天井まで伸びる長い首、または体から離れて自由自在に飛び回る頭などの特徴がある。廣井先生のろくろ首は伸びた長い首の方である。この種のろくろ首が登場したのは19世紀、首を天井まで伸ばして行燈の油を舐めるという話に出てきたのが始まりである。廣井先生は自分のろくろ首は三味線を弾き、弾いているうちに、ろくろ首の首がだんだんと天井に向かって伸びていくのだと言っていた。
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廣井道顕: ええこれはろくろっ首だ。
廣井夫人:うん。
廣井: これはもう、あのう、昔、首の長い人がいて、これやっぱり妖怪の一つなんだよね。こう三味線ひいて、首がだんだんだんだん伸びてって。で、夜行燈の油をペロ、ペロ、と舐めるんだよ。