
タイトル:
つるかめと女男茶わん(tsurukame to meoto chawan)
“crane and turtle his and hers teacups”
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この独楽は『男と女』の茶わんがセットになっており、夫婦にとって縁起のいいものである。外側には花とチョウチョウが、中には長寿のシンボルである鶴と亀の絵が描かれている。小さい独楽は茶わんの中に隠されている。一つの茶わんの中には日本に古くから伝わる男女のキャラクターである おかめとひょっとこを描いた独楽がセットで入っている。日々の夫婦仲にとって縁起がいいものの象徴として飾り気のない見た目で描かれている。
**おかめとひょっとこは日本では大衆的な面のデザインであり、伝統的な狂言や田楽の舞台や行事でよく見られるものである。おかめは質素な表情の女性、ひょっとこは平凡な男であるが、すぼめて曲げた口と大きさの違う目をした表情でしばしば表現される。
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廣井道顕::こっちは
廣井夫人:茶碗の中に独楽隠し…
廣井:こっちあのう…
夫人:仲良し。
廣井:夫婦茶碗と、これは鶴と亀か。これ蓋がこう独楽になっていて、これは鶴と亀やっぱ日本では縁起のいい、ええとなんだ、長生きの象徴なのか、鶴は千年、亀は万年、長生きするっていう、おめでたい組み合わせなんだけど。でこっちが… これおかめ・ひょっとこかな。
夫人:うん。
廣井:おかめ・ひょっとこだな
夫人:ひょっとこ入っているの一台、茶碗の中に。
廣井:ん、いや、ここにあるんだけど顔が見えないから。おかめとひょっとこ。これはあのう、夫婦仲良くっていうことでおかめとひょっとこ。けして美男美女でないんだけどね。