
タイトル: 天女の舞 (tennyo no mai)
“the heavenly maiden’s dance”
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天女の舞がテーマの独楽である。天女の話は海外の民話・伝承にある白鳥の乙女の日本版のようなものである。色々なバリエーションがある中で一般的に含まれるのが、男の主人公が森で水浴びをする美しい若い女性を見つけるという点である。女性の入浴中に、木の枝にかけてある女性の羽衣(または服)を盗んでしまい、鳥の姿に戻ることができず逃げることができなくなる。それから主人公は女性を強引に自分の妻にする。
廣井先生は空から舞いおりてくるかのように山の頂上で舞う天女を表現した独楽を作った。二つの異なる独楽でできており、セットで回すのが非常に難しい。まず最初に下半分(山の部分)の独楽を回し、次に注意深く二つ目の独楽を下半分の独楽の上にのせると、下の独楽の力で上の独楽が回り始める仕組みになっている。きちんとバランスを取ることができると、下半分の山の独楽とは逆の方向に回る天女が舞っているように見える。
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廣井道顕: で、これが…あ、これは天女の舞。
廣井夫人: 天女の舞。
廣井: これ富士山、富士山の下・・・ええとう、ふもとの方にあのう、松林があるんですよね。え、なんて今世界遺産の中にそれも、は、含まれたね、今度ね、富士山と… あの松原… 何の松原っつたっけ…
夫人: なんとかの松林…
廣井: そこに昔あの天女が舞降りて、羽衣を松の間に引っかけたやつを… 何か、猟師の若者か何かが、それ取って、天女が返してくれっつうのに、返さなかったっつたかな、それで、何だか何だかっていう色々ある、あの面白い話があるんですけど。それを象った独楽なんですよね。富士山の上にこの天女が回ってるように回すと見えるフラフラってね。
ジャネル・ランディス: そ、それは回すのは大変。
廣井: (laughs) あはは、ちょっと難しいね。
夫人: うぅん・・・なかなか回んない。
ジャネル: そして、あのう、when you put it on the handle and it, and it stays on, 素晴らしいもん。けど私だんだん下手になった。そして、その、これした、あのう、いつま、あの、ah… bambooみたいな、それ紐をつけてそれをbamboo入れて、そしてザアアアとすると it spins. Then you have to, to use your hands to do the top. (claps)
廣井: (laughs) あははは・・・
ジャネル: 何回も何回も彼女が落ちて、やっとつければ boy, it’s wonderful. 先生、あのう、もう話しませんけれども、私はその話は、あのう、um…
ポーラ・カーティス: あの、かぐや姫だったと思って…
ジャネル: かぐや姫. Yeah.
廣井: あぁ、あぁ、あぁ・・・
ジャネル: I-I used Kaguya-hime.
廣井: かぐや姫。
ジャネル: When I was gone away. I-I used it in connection with her. Yeah.
廣井: 似たような話だね。これ天の羽衣っつったっけか。な。