
タイトル:
かぼちゃ喰いねずみ (kabocha kui nezumi)
kabocha-eating mouse
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かぼちゃの中に巣を作る四匹のねずみを表現した独楽である。ねずみはそれぞれ東西南北の方角を向いており、それぞれの方角を象徴する色をしている。中国の伝統では南が赤、西が白、北が黒、東が緑である。
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廣井道顕:でこっちが…
廣井夫人:南瓜食いねずみ。
廣井:南瓜食いねずみっていう。でこれも何かやっぱ縁起のいいもので。
夫人:回すとね、あのー、そのー、南瓜からく、首出すの。
廣井:南瓜の中に、ねずみが、南瓜の中に入って、巣食ってるんだね。これ回すと四方から、チョロチョロっていろんな色のねずみが顔を出したり引っ込めたりするの。これも何か縁起がいいっていう…ことでこの色がね、東西南北を表してるのね。でこれ赤いねずみは赤は南だから、南。で黄色…黄色は…これ黄色か白か。
夫人:白でね。
廣井:黄色に見えるけど。
夫人:黄色でない、白だよ。
廣井:白だよな。白は西だよな―
夫人:うん。そうだ。
廣井:これあの、方角を表してる、色なのね。