
タイトル:
ひも絵当独楽 (himoe ategoma)
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当て独楽という独楽遊びの一種に使用される独楽である。真ん中にある独楽を回すと、独楽の軸が絵のどれかを指し示すようにできている。この独楽に『ひも絵』と名が付いているのには二つ理由がある。一つ目は、独楽を回すためのひもがあり、独楽を回すだけでなく『絵を描く』ためにも使うからである。二つ目は、独楽の土台に描かれている絵が、一本の線(一筆書き)で描かれており、一本のひもで絵を描くアイデアに合わせているからである。
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廣井道顕:これはひも絵っていって、この絵がね、独楽回すひもありますよね。あのひもでこう、絵を描いて遊んだの。独楽回すだけでなくて、そのひもでもって今度はこう絵を描いて、これ何の絵だ?って子供同士で当てっこして。きのうそのひも絵でそこ描いて―
廣井夫人:うん、やったやった。
廣井:みたけどさっぱり分んないね。へへへ。
廣井夫人:うん、なん、なんだか全然分かんねかった。だけんど、ほら、なんていうの?水の上の船ね。船の上に、あのう、なんて言うの、釣り人が乗って、釣りしてたとこをひもで書いたの。ひも置いてったの、ずっとね。そんで分ったの、あぁなるほどと。
廣井:で、これはだから、難しいな一筆で描くんですこの絵を。ひも一本だからね。こういうふうに描かないでもう一気にこうずーとこう。ずっと切るとこなしに。一筆で描く。これひも絵。これあのう、そこで、実際できるな、あのひも使ってな、ひもね・・・の当て独楽。