
タイトル:
へちま当独楽 (hechima ategoma)
“sponge gourd roulette-style top”
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へちまの付いた当独楽である。独楽本体の表側には朝顔が描かれている。当て独楽は独楽遊びの一種である。独楽の軸を回すと、下のへちまが一緒に回り、土台に描かれた六つの絵のうち一つを指す。残念ながら、土台に何が描かれているのか、作った本人である廣井先生も忘れてしまい、不明である。
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廣井道顕:これがね、へちまの当て独楽で、ここに絵が描いてるんですけど。うんと、この絵がいろいろ謂れはある絵で、これ見えねな分んないな。
廣井夫人:うん。
廣井:いくつに分かってんだ。六つかな。
夫人:六つだ、六つ。
廣井:六つかよ。この独楽が、確か朝顔だと思ったな。
夫人:うん。