解説:お竹さんの行水

廣井道顕:これがね、お竹さんの行水か。これも話が色々あるんだけど。ううんと、これはね、あの、昔あの、意地の悪い、ええ・・・やっぱ金持ちか。大金持ちだけど、うんと意地が悪くて、あの、貧乏人をいじめていた人がいたんだって。そこの屋敷に、この女中奉公・・・という、今で言うと何て言ったらいいのかな・・・要するに下働きの・・・ううん・・・に、あの、女中さんと言ったけど、お竹さんていう人が、ううん・・・今で言うとなんでぇ女中さんは。なんつったらいいんだ。分かりやすく言うと、どう言ったらいいのかな・・・お手伝いさんだね、要するにね。

ジャネル・ランディス:手伝いさんだ。うん、うん。

廣井:であのう、一番、位が一番低くて、こき使われるんだけど。で、そのお竹さんが、夏熱いときに庭先で行水をしていたらば、その因業の金持ちがこう覗きに来たの。でそのときに、このお竹さんが、本当はあの、ええと、観音様・・・菩薩か?観音菩薩だ。観音菩薩が、あの戒めるために、この下女、女中に化けて。であのその、人をいじめては、ダメだよっていうことを教えるために、わざとこうやって、見えるように行水を使って。でこう出て来た所で、観音菩薩になって。で悪いことしてると、仏さんの罰が当たるぞって、諭して。その金持ちが改心して、善いことをしたっていう、謂れの、あの、ううん、お竹さんの行水なんですね。

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